安土桃山時代に高野山のお寺で、豆腐が冬の寒さで凍ってしまいました。
溶かした豆腐を煮て食べたことろ「これは美味しい!!」ということで、木食上人が工夫して作り上げたのが高野豆腐。
それが広く知られるようになり、多くの人に食べられるようになりました。
※諸説あり
そして、高野豆腐は豆腐を凍らせて乾燥させているので保存食品としても重宝されました。
豆腐の加工食品なので、タンパク質やイソフラボンなどの栄養素も含んでいます。
少し甘めの味付けで冷めても美味しく、噛むとじゅわっと出汁が口の中に広がる高野豆腐の含め煮は、私のおばあちゃんの大好物で私の思い出の料理のひとつです。
最近では煮物だけでなく、揚げたり、グラタンなどに使って、新しい味にもチャレンジしています。