この時期になると漬け込みの作業がニュースになる「千枚漬け」は、京都の冬を代表するお漬物です。
京野菜の聖護院かぶらを薄く切って、塩と昆布、鷹の爪と一緒に樽に漬け込み、乳酸発酵させたものです。
お店ごとに塩加減や甘さなどに違いがあります。
試食してから購入すると好みの味付けのものが手に入りますね。
おうちで作る場合は、かぶを塩で下漬けしてから、昆布やみりん、米酢で調味すれば千枚漬け風のお漬物が出来上がります。
カロリーや塩分が気になる方も調味料を調節できるのが手作りのメリットですね。
かぶの根の部分には消化酵素のアミラーゼが豊富に含まれているので、胸やけや胃もたれの緩和も期待できます。
千枚漬けはしめ鯖やスモークサーモン、カニカマなどと合わせても非常に美味しくいただけます。