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残暑の疲労回復薬膳

2024.10.01

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今年は7月、8月だけでなく9月に入っても猛暑が続き、10月になっても夏日というとても暑い年です。
大量の汗は気力と潤いを大きく失う原因となりますので、この時期は身体もかなり疲れた状態になっています。

夏に取りすぎた水分を排出し、失った気力と潤いを補うような食事を摂ることで、実りの秋に美味しくご飯が食べられる身体づくりを進めましょう。

今回の献立の中の『いちじく』は不老長寿の果物と言われ、気力を補って血行も良くなるので、晩夏の美容食としておすすめの食材です。
これからの乾燥のシーズンに向けて、夏の不要な水分を早く排出し、潤いたっぷりの食材で夏の疲れを取っていきましょう。

豚のソテーいちじくソース ~ 気力を回復し、体を潤す癒しのソテー ~

【材料】4人分
豚テキ用ロース肉・・・4枚、
A:いちじく・・・ 4個、はちみつ・・・大1/2、しょうゆ・・・大1、バルサミコ酢・・・大1、赤ワイン・・・大3
塩・胡椒、小麦粉・・・適宜。オリーブオイル・・・大1

【作り方】
① 豚ロース肉は一口サイズにそぎ切りにし、塩・胡椒で下味をつけておく。
② いちじく1個を粗みじん切りにし、小鍋に入れ赤ワインで柔らかく煮詰める。残りの3個は付け合せようにカットする。
③ ②にその他Ⓐのソースの材料を混ぜておく。
④ ①の豚肉に小麦粉をまぶし、フライパンにオリーブオイルを引き、豚肉をソテーする。
⑤ お皿に付け合わせのかぼちゃサラダといちじく、豚肉を盛付け、いちじくソースをかけて出来上がり。

【付け合わせ例】
かぼちゃサラダ:かぼちゃは気を補う代表格。サラダ、煮物、味噌汁などで普段からとり入れると〇
れんこんの酢漬け:れんこんは潤して巡らす作用もあるので、補う作用のものと一緒に摂ると◎

ほうれん草と卵の春雨スープ ~ 血を補い、潤いを補う ~

【材料】4人分
鶏がらスープ・・・600cc、ほうれん草・・・1束、春雨・・・15g、卵・・・1個、塩・胡椒・酒・・・適宜、水溶き片栗粉・・・適宜

【作り方】
① ほうれん草は食べやすくカットする。
② 春雨をぬるま湯で戻し、食べやすい大きさにカット。
③ 鍋に鶏がらスープを入れ、沸騰したら春雨を入れ、塩・胡椒、酒で味を調える。
④ ③にほうれん草を入れ、沸騰したところへ溶き卵を入れて、水溶き片栗粉でとろみをつけて出来上がり。

緑豆ごはん ~ 夏の水分を排出 ~

【材料】4人分
米・・・2合、緑豆・・・30g

【作り方】
① 緑豆は一晩水につけ、下茹でしておく。
② ①の緑豆と一緒にご飯を炊く。

サエラ薬局グループ 漢方研究会