これから温かい日が増え、本格的に花粉症の季節がやってきます。
目が痒く、鼻がムズムズして辛いですよね。
私たちの体には、細菌やウイルスなどの異物から身を守る「免疫」というシステムが備わっています。免疫細胞のおよそ６０～７０％が腸に集中しており、腸内環境を整えることで花粉症の症状を軽減できると言われています。
今月は、腸内環境を整える食事のポイントを2つ紹介します！
① 善玉菌を増やす
善玉菌は乳製品に多く含まれています。
また、善玉菌のエサである食物繊維や、オリゴ糖を摂取することが大切です。毎日の食事に「まずは1品」取り入れてみましょう。
② 脂質や動物性たんぱく質の摂取を控える
腸内環境は悪玉菌が増えることで、悪化してしまいます。
悪玉菌が増える原因として、「不規則な生活」や「ストレス」、「お肉を中心とした動物性たんぱく質や脂質の多い食生活」があります。
脂質は、クッキーやチョコレート、スナック菓子などに多く含まれているため、間食を選ぶ際に少し気をつけてみましょう。
おすすめは握りこぶし1つ分の果物や片手一杯のナッツなどです。
栄養ニュースは全国のサエラ薬局各店舗で配布しています。
また、管理栄養士在籍店舗では、無料で栄養相談を実施しています。
ぜひお気軽にお立ち寄りください。
＜参考＞
厚生労働省e-ヘルスネット食物繊維の必要性と健康
環境省 花粉症環境保健マニュアル2022（令和4年3月改定）
https://www.env.go.jp/content/900406385.pdf